てるき熊の遊び部屋Ｃ８６新刊『銭湯総集編１』

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Ｃ８６新刊『銭湯総集編１』

　お待たせ致しました！
　色々ありましたが、今回の新刊もなんとか入稿出来ましたのでここにご紹介致します。
　

　表紙と裏表紙が同じキャラに見えないですね（笑
　ツイッターでも呟きましたが表紙、旅雑誌の表紙か昔のレコードジャケットみたいなレイアウトになっちゃってます。
　銭湯総集編と銘打っていますが、実は一番初期のものは収録されて居らず、人気の高かった三作品『密室銭湯』『柚子』『たのしいせんとう』を併せた、総ページ数112・頒価1000円と言う当サークルとしては初めての厚さの本になりました。
　間に合っていれば夏コミ三日目・東テ-49b『P.A.Project』にて頒布されてると思います。
　以下は軽く内容の紹介を↓

　先ずは『柚子 -ゆこ-』
　

　銭湯でお父さんと迷子になった少女「ゆこ」。
　彼女は見知らぬ男に声をかけられ、誘われるままに何人もの男達が待つ個室『家族風呂』に連れ込まれます。
　そして…。
　

　続いては『密室銭湯』
　
　

　「男湯には、女湯には無いアトラクションがある」というクラスメートの嘘に騙されて、胸が無いのをいいことに男湯潜入を試みた少女、咲（さき）
　スク水焼けの跡も腰にタオルを巻いてしまえばランニングシャツの日焼けに見えない事も無い、と自分を納得させてみたものの、やはりそう簡単には行きませんでした。
　

　色々あって家族風呂に連れ込まれ、この有様。
　

　家族風呂には「ゆこ」も居ました。　咲を家族風呂に誘い込んだのは彼女だったのです。

　ここで一つ訂正を。
　今回の本を作るに当って、『密室銭湯』原案段階で色々とアイデアを頂きました大鳥居糀氏の名前をクレジットから洩らしてしましました。
　初出の時点でご指摘頂いた記載漏れをＤＬ版で修正したにも関わらず、今回初出原稿のチェックだけで手一杯になってしまい同じ徹を踏んでしまいました。
　この場を借りて謹んでお詫び申し上げます。

　最後に『たのしいせんとう』
　

　大好きなお兄ちゃんに連れられて銭湯にやってくる少女『るか』
　

　でも、お兄ちゃんに内緒でこんな事になっていました。
　

　生まれて初めての二本刺しに怖いながらもドキドキしたり。
　個人的にはロリビッチというよりは無知シチュのつもりで描きました（当時）
　あと例の４文字連呼してますが、これも当時、無知や恥じらいのなさを表現する手段として使いました。
　（これも初出の後書きからオミットしてしまった解説なのでここで補足しておきます）

　当日スペースで飾る予定のポスターはこちら。
　

　表紙・ポスター詐欺と思われない事を願うばかりですが、当時の絵そのままはもう描けないんですよ…。
　あと、今回は会場限定で先着順にポストカード付けます。
　

　表紙のほぼ全体像が見れます。　作者名こそ入ってませんが、ポストカード大のサークル名刺みたいなものだと思ってください。
　それでは、当日は宜しくお願いしたします。
　
　追記：とらで予約始まりましたので、こちらも宜しくお願いします。
　http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/23/06/040030230669.html

　

　それにしても…。
　今回は本当に大変でした。
　本来は書くべき事じゃないですが、予定していた新刊が出なかった理由としては書くべきと判断して軽く触れておきますが、自分自身の体調、精神状態が最悪で原稿が殆ど進められず、色々治療の結果ようやく心身ともに描けそうな状態になろうかと思っていた矢先に一人暮らしの身内が突然の入院。
　暑い最中、毎日通って実家に残された飼い犬の世話をする事に。
　これがまた時間も体力も精神力もガリガリ削られて…犬に情は移りますが、犬による癒しだけで相殺出来る負担じゃなかったですね。
　（これに関してはもっと色々書くべき事があるのですが飽く迄も"軽く触れる"に止めます）
　いずれにせよ、本が無事出来上がって良かった。
　夏コミ以降は溜まってる完成済コンテが何本かあるので、また新刊色々出したいと思ってます。